備忘録

若いオタク男性が色々と語ります。

MENU

【映画レビュー】実写版「BLEACH」は新次元の和製アクション映画だった!原作のオサレ要素を限界まで再現した作品だぞ!観ろ!

連続するジャンプ作品の実写映画化…

殺到する批判意見…

 

そんなものは既に未来で折っておいたぞ!オラオラ!なんでも批判すれば良いってもんじゃねーぞ!特に観ずに批判してるヤツ!

ちゃんと観てから文句言えよな!

 

そんな感じでぼくが今日観てきた映画。

「BLEACH」

f:id:tnkbnbn:20180722002131j:plain

映画『BLEACH』オフィシャルサイト

 

あの有名オシャレ漫画を実写映画化!

死神代行vs悪霊・虚

そして現れる更なる敵…

 

亡き母・真咲の思い出を胸に、高校生・黒崎一護は父親・一心と幼い妹ふたりと暮らしていた。幽霊が見えること以外は普通の生活だったが、自らを“死神”と名乗る少女・朽木ルキアが目の前に現れたことで、平和だった世界は突然壊れてしまう。

「虚〈ホロウ〉」と呼ばれる悪霊が一護の家族を襲い、助けに入ったルキアは瀕死の状態に。絶望的な状況下、彼女は最後の手段として、本来は人間に譲ってはいけない死神の力を一護に分け与える。起死回生、死神となって悪霊・虚〈ホロウ〉を退治した一護だが、ルキアは死神の力をほとんど失ってしまう。彼女は自身の力が回復するまで、一護のクラスメイトになりすまし、死神代行としての務めを迫るが、一護は頑なに拒み続けていた…。

ある日、同級生であり、死神に怨みを持つ滅却師〈クインシー〉一族の生き残りの石田雨竜が一護に勝負を仕掛け、大量の虚が空座町に現れる非常事態が発生!嫌々ながらも、虚退治を行う中、“力の譲渡”という掟を破ったルキアを罰するため、死神・阿散井恋次朽木白哉も目の前に現れる…。ルキアを助ける条件は、最悪の虚グランドフィッシャーの討伐。

謎の商店主・浦原の予感が的中したのか、クラスメイトの織姫チャドにも危険が迫る中、一護はルキアとともに虚退治の覚悟を決めるのだった。母を虚に殺された過去を背負って。ついにグランドフィッシャーと対峙することになった一護だったが、ルキアを追ってきた恋次と白哉も目の前に立ちはだかり、絶体絶命の窮地に立たされてしまうーー。

凶敵との壮絶バトルが、今始まる

 

 

(引用:http://wwws.warnerbros.co.jp/bleach-movie/about/story.html

 

原作の死神代行編がそのまんま映画化されてます。

若干エピソードがカットされてます。しゃーないね。カットされたエピソードは後述します。

 

正直メチャメチャハードルは低くなってた。「どうせ実写化だし」

そんな期待しても意味無いよな!そうだろ?そう思ってたんだよ俺も。

でもな、実際見てみたらアヴウェロに謝罪したくなるんだよ。叩こうとしててごめん、舐めててごめんって。

これは所謂、漫画の実写映画作品であることは確かなんだけど、やっぱり新次元に突入した和製アクション映画って感動を持ちました。

 

という訳でレビューしていきます。結論から申し上げますと結構オススメ出来る作品になってます。

 

※以下、若干のバレ要素を含みます

 

 

原作キャラそのままの俳優陣、福士蒼汰が完全に一護になっていた

ここの項目は結構長文になってます。

 

高評価なのは「原作キャラの再現度が高い」からだと思う。

 

再現度高めだなって思ったキャラ

本作の主人公、黒崎一護を演じたのは「仮面ライダーフォーゼ」「あまちゃん」等で有名になった福士蒼汰くん。

f:id:tnkbnbn:20180722010906j:plain

 

これが最高なチョイス!ってか正解だよ!

一護が現実の世界に居たらこんな感じだろうな!と思える演じ方なんだよね。元々一護って熱血漢でヤンチャで、まっすぐな性格。そんでもって優しくて強くて…みたいな人間。

「仮面ライダーフォーゼ」の如月弦太朗も同じような性格だったんだよね。だから違和感なく、スムーズに役に入り込めたのかもしれない。あとそういうキャラクターがピッタリ合う。

あれ?もしかしてお前一護じゃなくて弦太朗か?って思う箇所いくつもあった。

でも途中から完全に一護化するんだよ。あれ?一護が3次元の世界に居る!って思えるんだよ。

福士蒼汰くんと一護がシンクロするんだよね。だからこの配役考えた人は本当に凄いと思う。正解だよ!お前最高!って言いたい。

 

 

ちなみにチャドは巨(おお)きい。

でも織姫は大きくなかった。真野恵里菜ちゃんが演じてたんだけどね。いや可愛いんだけどね。あ、ご結婚おめでとうございます。

 

 

あと阿散井恋次!演じたのは早乙女太一!

これがマジで完璧なんだよ

f:id:tnkbnbn:20180722011318j:plain

完全に恋次!!!!!!!!!!!荒い感じまでしっかり恋次!!!!

このチョイスも最高としか言いようがない。元々大衆演劇の人だし、舞台慣れしてるってのもあるんだろうけど、役への入り込み方が凄いよね。にわかだけど語るわ。すまん。

「HiGH&LOW」の時も刀(青龍刀みたいなやつ)ブンブン振ってたもんな!だから早乙女太一の殺陣があるって聞いただけで物凄く興奮するし期待しちゃう。

終盤、恋次と一護がガッツリ衝突するシーンがあるんだけど、そこは本当に必見だな~

原作ファンも「これじゃ文句付けらんなくね?」って程ピッタリな俳優とアクションで、BLEACH特有の戦闘を再現してっから!

 

朽木白哉も見た目とか結構良かったよ

f:id:tnkbnbn:20180722120013j:plain

正直原作より短気な性格になってて笑っちゃったんだよね。でもヴィジュアルの方は完璧。身長も185cmくらいあるらしいし、髪型もツーブロで改変されてるものの、再現度は高い。

ギタリストだし演技力は心配だった。確かにちょっと気になる部分はあった。例えば妹である朽木ルキアの名前を呼ぶ時、若干海外訛りな感じになるところ。

これはしゃーないのかな。留学してたしな~!MIYAVI~!だから海外生活が長かった白哉になってる。

でもね、意外とアクションもイケるのよ。納刀するとことか、きっちりキマっててカッコ良いんだよ。でも、そもそも白哉って原作でもそんな激しい殺陣やらないで粛々と潰していく感じなんだよね。恋次が「動」なら白哉は「静」みたいなイメージ。

次回作があるなら早く千本桜を観たい。

 

 

石田雨竜を演じた吉沢亮も完全に雨竜だったな!

f:id:tnkbnbn:20180722012415j:plain

正直、今回滅却師の動きは少ないし地味。でも存在感はある。それはやっぱり俳優・吉沢亮が持つ圧倒的美的顔面力にあると思うんだよな。誰がどう見てもイケメンだよ。

(ぼくと同じ人間とは思えない。でも彼も「ヒゲがメッチャ伸びるようになった」っていう悩みを抱えてるんだよな…やっぱ同じ人間だ…)

吉沢亮くんも「仮面ライダーフォーゼ」に出演していたので、福士蒼汰くんと結構仲良いみたいなんですよね。今作、そんな訳もあってフォーゼファンには堪らない作品なんですよ。

仮面ライダー好きだからちょっと興奮しちゃってました、すみません。

本題、雨竜の再現度も結構高いです。髪の長さ気になってるヤツ!俺も気になったけど!

その点は吉沢亮くん本人も気にしてたみたいで、エクステ付けるか~みたいな話もあったみたいですね*1

イケメンキャラにイケメン俳優当てたらそりゃ違和感なく行けるよな!

 

 

地味だけど田辺誠一が演じてた浦原喜助も良かったね!

f:id:tnkbnbn:20180722122727j:plain

原作より老けてる感じは否めない。でも劇中で初めて出て来た時、声がアニメとあんまり変わんなくて「これ浦原じゃん!」って感動しちゃったんだよな。

奇人っぽい雰囲気もちゃんと再現出来てる。声も完璧。プラスアルファ老け感。そんな浦原もアリだよなって感じ。

流石に殺陣やってるシーンは無いけど、一護に協力してくれるのは原作通り。良いね~!

 

一番グッと来たのは黒崎一護の父親、黒崎一心 

f:id:tnkbnbn:20180722123503j:plain

江口洋介さんが演じてるんだけどコレが良いんだよな~!

一心の「メンドくさい父親」「でも子供想いな父親」、この2つを完全に再現してる。

見た目こそ角ばって無いし、ヒゲも弱いけども、中身は完全に一心。何か分かんないけど、感動して泣きそうになった箇所がいくつもあった。

「るろ剣」の斎藤も結構良かったと思ってるし(ビヨーン牙突はガッカリしたけど)。

安心感があっていいねって話。

 

一方気になったキャラもある…

正直、全体的に再現度は高いんだよ。

でもやっぱ気になるキャラも居る。それがルキア

演じたのは杉咲花さん

f:id:tnkbnbn:20180722124159j:plain

結論から申し上げますと、「ルキアは難しい!」

極めて漫画的なキャラだと思うんだよ!普通の女子高生は他人に「無礼者!!!!!!!」って言わないでしょ!

それに加えて、ルキアって強気なキャラだから杉咲氏の素の性格と、メチャクチャ乖離してて演じにくかったんじゃないかな?って思っちゃうんだよ。

そこを許容しつつ演じるのが俳優だろ!って思う部分もあるけど、でもこのキャラクター演じるのって極めて難しくないか?って話。

あと髪型は…しゃーないんじゃないかな…杉咲氏、何故かこの時はロングなんだけど今はショートなんだよな…

原作ファンが叩くのはこの点だと思うんだよ。

でもこういうアレンジも良いなって思うと、すんなり受け入れられると思う。実写化するなら多少のアレンジは必要だと思うし。

 

全体的に再現度は高い!

だから原作ファンが見てガッカリすることは、まずないと思うな~

 

新次元に到達したアクション

 アクション、スゲーことになってます。誇張無しに。

 

冒頭からアクション全開で始まります。

一護がヤンキーをボコるシーンから始まるんですけど、そのシーンのアクションも地味に凄いなって思う。

普通に打撃の応酬だけだと思ってたら全然違うんだよ。殴りつつもアクロバティックに飛んだり、蹴り飛ばしたスケボーでヤンキーを飛ばしたり。

この時点で、「あっ、この映画ってこのレベルのアクションぶち込んでくるんだ」って思えるんですよ。

「るろ剣」もスゲー良かったじゃないですかアクション。あれくらい期待してもらって良い。

 

vs虚戦は「CGとの戦い」になるので、ちょっとクセのあるアクションになる。

合成とかあるから異常な回転ジャンプとかそういうのもあるよって話。

ここから斬魄刀を用いた戦闘がメインになる。

虚との戦いは、一言で言えば「モンハン」。結構大味。でも見ごたえ充分。

グランドフィッシャーの腕バチバチに切って行くとこもアツい。

押してるシーンも良いけど押されてるシーンのアクションも激しくて良いんだよね。

受け身の取り方が大胆で、市街地にある、あらゆるものを破壊していくんだよ。店舗1つをクッションにしてる。店をバンバン壊しつつ、体制を立て直して反撃…これたまんないんすよ。

どちらかと言えば「ドラゴンボール」的な戦闘演出。

スクリーンで見るならこういうのが一番映えるよね~!

 

隊長・副隊長との戦い。これは激しいチャンバラ合戦になってる。殺陣殺陣殺陣!凄いぜ

冒頭のヤンキー戦のアクションに加えて、チャンバラ要素、さらにステージギミックを入れた感じ。もうありえないスピードでバトルが進んでいく。必見。

ハイスピードアクションで、ぶっ壊された街をビュンビュン飛んでバチバチ鍔迫り合いをしていく。そんでもって車の大群に向かって一護を投げ込んで爆発させたり、チャンバラの中に蹴りや殴りを入れたり、とにかく飽きが来ないアクション。

何より関心したのが恋次の蛇尾丸、始解の再現度の高さ!すげえし剣先にバス引っかけて、一護に投げちゃうのもスゲー痺れた。

隊長との戦いは、一言で言えば「特撮作品的なアクション」でも土台のアクションが結構異次元。だからどのシーンもスクリーン映えする。アクションに爆薬に…凄いんだよなコレ。

もし次回作があるなら、始解、卍解もきっちり再現して欲しいな!スゲー期待してる。

 

 

「現実化」したグロテスクでホラーな虚たち。

虚ってCGになったらこんな歪な感じになるのか!って関心する。 それくらいリアルなCGで虚が「実写化」されてる。

フィッシュボーンとヘキサポダスとグランドフィッシャーか?

マンガだと仮面の白と肉体の黒がコントラストになってて、それだけで完成されてる存在だったと思う。実写化した虚は、そこに「質感」が追加されててさらに完成された存在になってる

 

一番最初に出てくるのはグランドフィッシャー※ネタバレ

次にフィッシュボーンなんだけど、質感ガッツリついててビックリした。手の爪、指のシワなんかがリアルに表現されてるせいで、人間に近づいてる。それはおそらく、虚の元々の設定(元は人間の霊)を踏んでるからなんじゃないか?だから人間らしい質感に近付けた

あとしっかり胸に穴空いてます。原作ファンが心配するところは全部カバーしてあるよ。

倒されて成仏する時のエフェクトも結構良いよ!

 

次にヘキサポダス。クモみたいなヤツだね。子どもを追ってます。

コイツとの戦闘で一護が、段々死神としての役割を自覚して「鍛えるぞ!」ってなるんだよな

これは人間じゃなくて、完全に「クモのバケモン」って感じで表現されてる。脚固そう…

 

最後の最後にグランドフィッシャーとの戦闘。

毛の質感が凄い!もじゃもじゃしてるお猿さんって感じ。

少女を餌にして人間を釣って喰う狡猾な輩なんだけど、少女から虚登場の切り替えが、スゲーホラーな感じ。CGが迫って来る。あれ?ホラー映画だっけ?みたいな錯覚に陥ります。

f:id:tnkbnbn:20180722193203j:plain

終盤と言えばグランドフィッシャーが竜巻起こすんだけど、凄い迫力なんだよな!

 

CG凄いな~って思ってクレジット見てたら「白組」の文字があってビビっちゃいましたよ~俺が幻覚を見て無ければガッツリあったと思う。

「白組」と言えば「レスキューシリーズ」「シン・ゴジラ」ですよ!だからリアルなんだな!スゲー納得しちゃった!

ここも見どころですよ!低予算ながら頑張ってるCG。凄いっすよ。

 

オサレな演出は評価したい!再編成された脚本はメッチャまとまってたけど…

BLEACH的な演出の数々、「オシャレ」

演出がオシャレです。

とくにBGMはアニメに近い感覚で編集されてるように思えた。虚戦、恋次・白哉戦、修行中、どれもオシャレな楽曲。

そもそも主題歌も良い。BLEACH感がある。

 

演出で言えば、メチャクチャ思ったのが「SPEC」「ケイゾク」的演出が多い!

堤演出って言えばいいのか?ストーリーに関わるモノやコトの写真・イラストを連続的にフラッシュさせる技法?

特にOP映像なんか、まさにそれ!タイトルロゴに写真やイラストを写してるんだよ!

あとBGMや効果音の使い方、場面切り替えもソレっぽかった。

 

人物紹介、普通に静止画+テキストで説明が入るんだけど、そこの色遣いも割と原作っぽい色遣いだったな~

ポップな感じよ。

 

原作エピソードのカットが目立つがうまくまとまってる

ストーリーは死神代行編。序盤ですね。そのエピソードが実写向けに再編成されてます。

結論から言えば、上手く再編成されてる!

その分削られたエピソードも結構ある。

 

基本的にチャド・織姫辺りは戦闘に参加しないので、エピソードは削られてます

盾舜立花とか巨人の右腕のエピソードね。あれは削られてます。 

あと石田のエピソードも削られてる。原作通り撒き餌するんだけど、一護と和解するエピソードは削られてるね。

だから本作の石田って結構ふわふわした存在なんだよね。メチャメチャツンツンしてるのに何故か急にデレる

最初は「死神は全員殺すんだ!」なんて言ってたのにどうしたんだよ!原作のエピソード削っちゃってるから、この点が本当にふわっとしてる。

多分、どこかで一護の言葉が響いてたのかもしれない。そういう描写が思い浮かばないんですけどね…そこが気になる点。

原作読んでない人が見たら相当疑問に思っちゃうんだろうな~!

 

チャド・織姫の完現術エピソード、石田との和解(メノスが出る話)を削って、すぐに恋次・白哉との遭遇・対決になってます。

尺の問題もあるし、仕方ないと思います。

あと、黒崎家がお医者さん!みたいな設定も、今回全然見られなかったんで、もしかしたら変わってるかも。

 

終盤、物語の締め方は賛否あるかもしれない。原作と結構異なる。

ネタバレだけど「朽木ルキアに関する記憶を失う」っていう落とし方で締めてる。続編を示唆するエンディングだけど、本作の収入次第なんだろうな…って雰囲気もある。

次回作を作らなくても、このオチなら1本の作品として完結させることが出来るし、頭良いやり方だと思う。

続編が出るなら、記憶を取り戻す→尸魂界→ルキア奪還の流れが自然に出来る気がする。

ぼくはこの終わり方は賢いやり方だし、アリだと思う。

 

総評

まとめ

ぼくは吉沢亮くんと同じで、小学生の頃からBLEACHを読んでて、アニメも見て…っていう世代だったので、それなりに思い入れがあります。

だから実写化って聞いた時

「こりゃやっちまったな~!」

って思いましたよ。正直。

 

でも蓋を開けてみれば、原作のキャラが三次元化されて、スクリーンに映ってて、スゲー興奮。そして中身はチャレンジングなアクション映画。

ずーっと楽しんで観てました。

 

全く不満が無いってわけではない。でもここまで再現してる訳だし、ボコボコに叩くほど酷い出来でもない。

むしろ、尸魂界編もやってほしい!次回作作って欲しい!と思える作品。

結構オススメ出来ます。

 

採点

各100点満点

・ストーリー:75点(エピ削りによるガバガバ感)

・再現度:90点

・福士蒼汰:100点

・仮面ライダーフォーゼ:1000点

・完現術無しのチャド:-5点

 

みんな観てくれよな!オススメするぜ!

 

参考にさせてもらいました

「BLEACH」長澤まさみと江口洋介が一護の両親に、浦原喜助役は田辺誠一 - 映画ナタリー

映画『BLEACH』オフィシャルサイト